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第118号(2003)平成15年3月 |
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| 龍山地区高齢者福祉のむらづくり事業推進協議会 |
私たちの村「もむら」には、先人達が築いた美しい山々と、豊かな農地などの自然に恵まれています。日本で比較的長い間同じ土地で生活して暮らしていけるのは、水田稲作農業で、毎年水と共に良い土壌が流れ込み、肥沃な土地にしたり土を再生させているからだと言われています。それは、温暖な気候と年間雨量の多量により、雨水が山々の森林や樹木に替えられ、河川となり水田や野原を潤す中で、毎年同じ場所で、水稲や他の作物についても、栽培できると言われています。そうでないと焼き畑農業のように地力が落ちると別の土地に移動し栽培しなくてはなりません。雨が降るだけでなく、それを替えておく森林がなければ、安定した稲作中心農業は、行えないのです。
河川と水田の深い関係のように、近代社会も水なしには維持できなのです。飲料水だけでなく、シャワー・お風呂・洗濯・洗車・洗浄・下水道などと人々の生活水準が向上するほど水の消費量は、増加しています。水源には、ダムが造られていますが消費量には、とても追いっかないのが現状で、毎年夏になると年中行事のように水不足になって節水が叫ばれ、稲作農業以上に現代文明は、水なしでは成り立たなくなっています。
ところが日本の山々は、荒れていると言われています。材木の値段が輸入材におされて偲迷し、経営が悪化したこと、若人の肉体労働嫌いなどで、手入れ不足の山が増えていることです。
貴重な水を確保するためには、ダムをつくるだけでなく、雨水利用、上水道の改良など方策はありますが水瀬の森林を整備することもふめて重要であると思います。水源の森林がしっかりしていれば保水力もあり、川水としての栄養も豊富なのです。
さて先般、氷雨の降る、3月2日(日)「久米南町美しい森林」では、「保育の集い」を開催して、町内のこどもや家族連れなど、約30人余りでシイタケの駒植えやナメコ茸の植付けを体験しました当日は、あいにくの雨でしたが参加者は、地元の美しい森林運営委員会の人たちと、ビジターセンター付近は、楽しい笑い声と作業の槌音が山々にこだましていました。お昼には、地元の婦人会のお世話で「草餅」「おにぎり」「焼餅」などと「豚汁」で会食しました。午後は、雨も小降りとなり、シイタケの駒植えや植林の下草刈りの体験をしました。
この時期、京都では、「世界水フオーラム」が開催されています。今回の「保育の集い」が少しでも「水資源」について考える機会に少しでも役立てることが出来れば幸いです。
(美しい森林運営委員会長 赤 木 守)
連絡先:龍山地区高齢者福祉のむらづくり事業推進協議会
:会長 河島 浩志
:編集委員 景山 学 赤木四郎 宮本正巳 加藤文雄
流行の 波に無縁の 鍬を持つ