TOPQ&A>040210

総合学習であいがも農法についてくわしく調べているのですが (2004.2.10)


はじめまして。私は玉野市立荘内小学校5年の○○といいます。今、総合学習であいがも農法についてくわしく調べているのですが、本や資料で調べてもよく分からないことがいくつかありました。教えていただけたらありがたいです。

Q1 あいがもが食べる草や害虫は、どんな種類が多いですか。好みがありますか。

私の今までの経験でわかったことをお話しします。
 田植えした頃(5〜6月)には、イネミズゾウムシやイネドロオイムシが発生します。これらの虫はアイガモを入れた田んぼでは、これらの虫はほとんど、アイガモに食べられます。これらの害虫に対しては農薬以上の効果があると思います。
 稲がだんだん大きくなって、7〜8月にはウンカが発生しますが、ウンカもよく食べます。ただ、アイガモは高いところに発生する害虫(コブノメイガなど)は食べないようです。
草はコナギなどの柔らかい草をよく食べます。また、アイガモが泳ぐと水が濁るので、雑草も発生しにくくなります。
また、アイガモは稲はあまり食べませんが、稲の仲間のヒエも大きくなってしまったものは稲の同様に硬いのであまり食べません。
 アイガモを田んぼに入れると、雑草や害虫の被害はとても少なくなるのは事実です。

Q2 みなさんがあいがも農法をつかうようになったきっかけは なんですか。
 農薬を使わない稲作りでは、雑草の発生が一番やっかいなことです。一般には、除草剤を使うと雑草はほとんど生えません。
除草剤を使わない場合は、いろいろな雑草が生えにくくする方法を組み合わせます。水の管理の方法、菜種粕や米ぬかの利用、動力除草機、手取り除草などです。手取り除草や、動力除草機は真夏の結構重労働になります。重労働では、たくさんの面積を除草剤なしで栽培することは難しいです。
このため、アイガモを使って見ました。アイガモはうまくいくと、ほとんど手取り除草や動力除草機を使わなくても、雑草の被害が出ません。
もう一つ、アイガモはとてもかわいい動物です。皆さんも見たことがあると思いますが、毎日見ていても飽きることがないくらいかわいい動物です。

Q 3 生産者の側から見て、あいがも農法のいいところはどんなところですか。
 1、2でもお話したように、除草効果が高いこと、害虫の発生がおさええられること、かわいいところ、そして、手取り除草という重労働をあまりしなくてすむこと等です。
 しかし、私たちは今は、アイガモを使うことはやめています。
その理由は、私たちの地域は山の中で、キツネ、イタチ、タヌキ等の野生動物が多く、アイガモがよく取られてしまうこと、
アイガモは、毎年、ヒナを田んぼに入れて、稲の穂が出る頃に田んぼからひきあげますが、その後のアイガモの処分に困ること(殺すのもかわいそう、飼うのも大変)等が理由です。アイガモがかわいいからアイガモ農法をやめたのかもしれません。
岡山県内では、高梁市や新庄村でたくさんの農家がアイガモでお米を作っています。是非一度みんなで見に行ってください。

ちなみに、私たちは、今は、米ぬか、菜種粕、動力除草機、そして手取り除草で雑草対策を行っています。


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