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あいがも農法とたい肥以外で農薬を使わないで稲を育てる方法(2001.10.10)


Q1 北海道岩見沢市立中央小学校の五年生の女子です。 今、総合学習で無農薬栽培のことを調べています。
あいがも農法とたい肥以外で農薬を使わないで稲を育てる方法を教えて下さい。

A 
 つまり、アイガモも堆肥も使わずに稲を育てることですか。まず、アイガモと堆肥の稲作りでの役割を考えてみましょう。
 まず、アイガモですが、アイガモは稲にどんな効果があるのでしょうか。
1 雑草をアイガモが食べてくれるので除草剤がいらない。
2 アイガモが雑草を食べて、「ふん(うんち)」をするので、その「ふん」が肥料の効果がある。
3 アイガモが田んぼの害虫を食べる
などの効果があります。特にここでは、雑草を食べることが重要です。

 次に、堆肥の効果ですが、堆肥を入れることによって、田んぼの土が肥えます。元気な稲作りのためには良い土を作ることがとても大切です。特に有機栽培で農薬の化学肥料も使用しない場合は堆肥は田んぼの土のため必要不可欠です。もしも堆肥を入れずに、しかも化学肥料も使わずに稲を作っていると、だんだん田んぼの土がやせてきて、悪くなり、元気な稲が育たなくなります。私たちは有機栽培の田んぼでは良い堆肥を作ること、そして良い堆肥を田んぼにたくさん入れることに力を入れています。 従って、「堆肥」を使わずに、有機栽培をすることは不可能と思います。有機栽培の「有機」=「堆肥」のことです。
 次に、アイガモですが、アイガモ以外の方法で雑草を取る方法は色々あります。除草機という機械を使ったり、紙マルチ栽培をしたり、最後には手で草を取ったり、これは色々な方法があります。私たちの場合は、アイガモ、除草機、手取り、菜種粕・米糠の利用等を組み合わせて雑草対策をしています。

Q2 無農薬で不便なことはあるのかも教えて下さい。


無農薬で不便なことは、やはり雑草がたくさん生えること、虫や害虫がきやすいことです。
この中で、虫や害虫に対しては、田植えの時期や品種などを工夫して、今までの経験や研究の結果、ある程度対策を採ることが可能となってきました。 一番の問題でこれからも研究を重ねていかないとならないことは、除草対策です。雑草がたくさん生えると稲が必要とする養分を雑草が奪ったりして、良い米を獲ることができません。先ほどもいいましたが、今はアイガモ、除草機、手取り、菜種粕・米糠の利用等を組み合わせて雑草対策をしています。


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