TOP今の田んぼ>2007.7.7

ほ場巡回を行いました


 これは、有機JASに基づく籾村セーフティーライス倶楽部の「有機農産物の生産行程の管理及び格付の実施方法に関する業務規程」第19号にもとづき、籾村セーフティーライス倶楽部定める「生産管理方針」にそって栽培が行われていることを確認するとともに、ほ場での課題や今後の対策を会員相互で研鑽するために行うものです。 


景山
(1号ほ場 有機栽培開始 平成7年) 

5月31日田植えのコシヒカリです。
有機栽培13年目です。籾村セーフティーライス倶楽部の有機ほ場でも最も長年有機栽培を行っているほ場です。今までの栽培の研鑽の中、未だ克服できていない「雑草(コナギ)」の発生が多いほ場です。

写真上のように、一見手前の方は生育順調のようですが、奥の方を見ると、コナギがびっしり・・・・。(写真→)
除草機を1回押したのですが、なかなか大変だ。

(2号ほ場 有機栽培開始 平成9年)

5月31日田植えのコシヒカリです。
こちらは、雑草の発生も少なく生育順調のようです。
しかし、よーく見ると、生育の悪い株があり、抜いてみると、右上の写真のように、白い元気な根が出ていない株がありました。
その根をよーく見ると、なにやら「正露丸」のような、土の塊が根にたくさんついています。(写真右)
 これは、イネミズゾウムの蛹です。イネミズゾウムシの幼虫が、稲の根をかじったため、稲の生育が阻害された模様です。その幼虫がこのように、稲の根に土の繭を作るのです。
 まあ、全体的には稲の生育はよいので、今後回復して来ると思われます。

治部

(1号ほ場:上 2号ほ場:下  有機栽培開始 平成15年)

生育は順調のようです。のり面の草を刈り、稲の株間に入れています(右写真)。これを「はせ肥」といって、株間の雑草の抑制と、稲の生育促進につながるものです。


(1号ほ場 5a 有機栽培開始 平成7年)

景山1号ほ場と同じく、有機栽培13年目です。今年は、動力除草機2回、手取り除草2回と物理的除草対策に多大な労力をかけていますが、コナギは未だ多く発生しています。いま、ちょうど2回目の手取り除草を行っているところです。
写真右の左部分が手取り除草2回目が終わったところです。
こちらにも、あちこちに生育不良の株が見られました。この株にはまだイネミズゾウムシの幼虫がついていました。根をかじられ、稲株が抵抗なく抜けてしまいました。右が幼虫のアップの写真です。

(2号ほ場 有機栽培開始 平成9年)

平成9年以降、10年間水稲を作付していましたが、なにぶんコナギの発生に泣かされ、本年は初めて大豆を作付しました。
品種はトヨシロメ、6月13日には種し、本日中耕を行いました。さすがに長年水稲を作付していたので、雑草の発生は少なく、今のところ、生育は順調です。この大豆は味噌加工に使おうと思っています。

(3号ほ場 有機栽培開始 平成19年)

昨年秋から、有機的管理を開始したほ場です。有機JAS取得は来年以降になります。
今まで、慣行栽培を行っていたせいか、菜種粕50s/10aのみの施肥でよくできています。
コナギやウキクサの発生はありますが、稲の生育を阻害するには至っていません。

(4号ほ場 有機栽培開始 平成19年)

3号ほ場と同じく、昨年秋から有機的管理を開始し、有機JAS取得は来年以降になるほ場です。
このほ場は、特にのり面が巨大で、たくさんの山野草堆肥が入っており、生育はすこぶる順調です。

杉山
(1号ほ場 有機栽培開始 平成7年)

こちらも13年目年と長年有機栽培を行っているほ場です。杉山氏は毎年いろんな方法で除草対策に取り組んできましたが、本年は初期生育を確保するため、密植栽培に挑戦しています。株間13pとし、基肥は側条施肥(田植えと同時に苗の株もとに施肥する技術)を採用し、基肥は有機653を70s/10a施用しています。今のところねらいどおりの初期生育を確保しています。

(2号ほ場、3号ほ場  有機栽培開始 平成7年)

1号ほ場と同じ管理です、生育はよいものの、3号ほ場(右)にはコナギの発生が多く見られました。

播元

(1号ほ場 有機栽培開始 平成14年)

昨年このほ場は葉イモチが多かったのですが、今年は大丈夫のようです。
基肥は菜種粕、動力除草機による除草で、なかなかよい生育です。

(2号ほ場 有機栽培開始 平成19年)

こちらは、昨年秋から有機的管理を開始し、来年以降有機JAS取得予定のほ場です。さすがに有機栽培1年目は雑草の発生は少なく、稲の生育も順調です。

宮本
(1号ほ場 有機栽培開始 平成11年)

宮本会長のほ場です。こちらも毎年コナギには泣かされていますが、今年は。条間は動力除草機で、そして、株間は右下写真の人力除草機を駆使しました。
また、土作りには、山から集めた落ち葉で作った堆肥を使い、今年は見事な稲に育ちつつあります(右上)。
秋が楽しみです。

光元
(1号ほ場 有機栽培開始 平成14年)

本年は丹波黒大豆の有機栽培に挑戦しています。このほ場やや排水が悪いため、明渠をしっかり掘っています。
昨年まで水稲を作付ていたので畑雑草の発生は少ないようです。

(2号ほ場 有機栽培開始 平成17年)

こちらは、昨年まで田畑作物を作付けしていたほ場です。
田畑輪換(稲と畑作物を交互に植える)ことで、水田状態で水田雑草の発生が軽減される効果を試しています。生育はすこぶる順調です。
しかし、コナギはしっかり生えています。(右上)
中には右下のような「クサネム」というやっかいな雑草も生えていました。この雑草の種子は米粒とほとんど同じ大きさ形で、稲の乾燥調製作業時も抜くことが困難で、しばしば玄米に混入してしまいます。手取りで作業で除草する必要があります。

大江
(1号ほ場 有機栽培開始 平成11年)

平成17年まで、畑作物を栽培してきたほ場です。有機管理で野菜栽培を続けたけっか、「ツユクサ」「アカザ」「メヒシバ」「スベリヒユ」などの畑雑草が多く生えるようになり、昨年から水稲栽培に切り替えました。
生育は良好です。

赤木
(1号ほ場 有機栽培開始 平成19年)

本年度から、新しく仲間入りした赤木氏の有機栽培ほ場です。山の上の非常に見晴らしのよいほ場です。
来年から有機JAS取得を目指します。
有機栽培1年目で、生育は良好です。

BACK