イネアオムシは、イナワラの中で「さなぎ」の状態で越冬し、年に何回も発生を繰り返します。さなぎからかえった成虫は4月下旬から5月上旬に産卵し、6日でふ化、幼虫は葉を食害しながら大きくなり、20日で葉を折り曲げてその中で「さなぎ」になります。さなぎは6日で成虫になり、世代を繰り返すそうです。
幼虫による葉の食害は被害になりますが、発生が多いと、葉が軸だけになってしまいます。平成17年は例年になく多発し、日当たりの良くない場所では食害が多く、被害も出ました。
以下、2005年7月16日撮影(下籾四月田にて)
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| 幼虫は大きくなると体長は2p位になります。 | 葉の縁から、ハサミで切り取ったようにかじっています。 |
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| 幼虫が小さい時には、葉皮を残して葉肉だけ食べるので、食害か所はかすり状の白斑になります。 | 幼虫はシャクトリ虫のように、体を曲げ伸ばしして歩きます。 | さなぎです。「フタオビコヤガ」の名前は、成虫の前羽に太い2本のスジがあるからです。さなぎの状態でも2本のスジが透けて見えます。 |
| イネアオムシには天敵が多く、鳥、カエル、クモがよく食べます。また、寄生蜂もよく攻撃します。 | ||
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| イネアオムシが多発した田んぼを観察していたら、変なものが稲の葉からぶら下がっていました。 一体これは何だろうと思い、とりあえず写真を撮ってみました。 あとから調べて分かったのですが、これは「ホウネンタワラバチ」の繭でした。 「豊年俵蜂」とは何ともめでたそうな名前ですね。長さは5〜6oくらいでした。 右は成虫蜂が抜け出したあとの繭だと思います。 |
こちらは、何かの卵かと思って撮影したのですが、イネアオムシサムライコマユバチだと思います。「稲青虫侍小繭蜂」とはまた勇ましい名前でですね。 | |