ウンカはセミの仲間です。ウンカは小さい虫ですがよく見るとセミにそっくりです。
稲に害を及ぼすウンカは日本ではヒメトビウンカ、セジロウンカ、トビイロウンカです。
ヒメトビウンカは、主にウイルスの媒介虫としてシマハガレ病を発生させます。(シマハガレのページを参照)
セジロウンカは夏に発生します。しかしこの2種類のウンカの害は一般にはたいしたものではありません。いちばん恐いのはトビイロウンカです。トビイロウンカは南方の国から飛来してきます。それが田んぼにたどり着き、どんどん増殖して、田んぼに大きな穴をあけるほどになります(これを俗に坪枯れと言います)。有機無農薬栽培では、トビイロウンカがいちばん恐ろしい害虫です。一旦大発生するとなすすべありません。普通、トビイロウンカは9月以降に大発生するので、私たちは、収穫時期が9月中旬までのあきたこまちやコシヒカリの早生品種を栽培して被害を回避しています。それでも坪枯れが発生することもあり、やはりウンカが一番恐いいちばん恐い害虫です。
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| 夏に発生するセジロウンカ (2007.9.12) 背中に白い線があります。コンバインに張り付いていました。 |
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| 秋に多発するトビイロウンカ (2007.9.13) 色が鳶色(茶色)です。これは長翅(ちょうし)型といって、長い羽があるタイプですが、大繁殖すると羽のない短翅(たんし)型のものが現れます。 |
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| 有機無農薬栽培(コシヒカリ)でのツボ枯れ発生 1998.9.13 下籾四月田 |
1998.9.23
| こちらも同じ1998年のツボ枯れですが、コシヒカリより遅い「中手新千本」という品種での発生の様子です。こちらの方が収穫時期が遅いため、被害は甚大でした。まるでゴルフ場のバンカーのような状況です。収穫時期には更に「坪枯れ」(1坪=3.3u)は大きくなり「畝枯れ」(1畝=100u)に近い状況になっていました。 | ||
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