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籾摺り


籾摺り作業の流れ

稲刈り、乾燥された籾は次に籾摺りします。
籾摺り作業によって、籾は籾殻と玄米に分かれます。
さらに、玄米はここで、米選機にかけられ(18oくらいの篩)、未熟米が取り除かれ仕上げ玄米にまります。これを袋詰めして、玄米出荷の場合、製品として完成します。


作業名 作業内容 使う道具や材料
籾の貯蔵
乾燥機から取り出した籾 1ha分の籾を貯蔵します
乾燥機で乾燥された籾は、籾搬送機で、乾燥機から出して、貯蔵しておきます。
じょれん
籾搬送機
籾摺り機の設置 籾摺作業では、「籾摺機」「米選機」を使いますが、いずれの機械ともに、選別する機能が非常に大切です。そこで、これらの機械が水平に設置されることが重要なポイントです。 水準器
籾摺り機に搬送
いよいよ籾摺り作業です、籾は貯蔵している場所から、籾搬送機で籾摺機に入れていきます。
じょれん
籾搬送機
籾摺り機の調整
混合米から玄米を分離する「万石」の操作 万石は均一に流すことが大切。
籾摺機機は
@籾をゴムロールの間を通して、籾から籾殻をはずす。
A風の力で、軽い籾殻を飛ばす
B籾、玄米の混合米から玄米だけを分離する
の工程です(上の図参照)

ここで、ロールを通すときにロ
ール間の調整を常に行い、籾の80〜90%位がだっぷ(籾摺り)できているように調整します。
また、Bの混合米から玄米を取り出すとき、万石という3枚の網を使いますが、上網は均一に流し、下流がすこし淀むようするのがコツです。より能率を上げるため、中網の傾斜を緩くしたり、また、ロールに入る籾の量を微妙に調節します。能率を上げすぎると、仕上げ米に籾が混入したり、籾摺り機がつまったりします。また、網の傾斜が大きすぎると、籾に加えて玄米まで再度ロールに戻ってしまい、肌ずれ米の発生につながります。
籾摺機の調整には熟練を要しますが、なかなか面白い作業です。
籾摺り機
モーター
むしろ
籾殻処理
籾がらは送風されて、外へ飛ばされます。
籾摺り機
モーター
むしろ
ダクトホース
選別・袋詰め
出荷袋に品種、年度、産地を記入します。 出荷袋を米選機の下にすえて、お米が袋の中に入ります。約30sの玄米が袋に入ります。
籾摺機から出てきた玄米は米選機にかけられ、未熟米や小米が抜かれます。

米選機から出てくる精玄米が製品として出荷されます。
このとき初めて、私たちも、玄米を見ます。手にとって、眺めれば、今年の出来、品質がわかり、一喜一憂するところです。
米選別機
バケツ
出荷準備
紙袋に入った精玄米は、倉庫の中に積んでおきます。
これを、農協の出荷日に検査を受けて、出荷します。
片づけ
むしろたたき
籾摺りが終わると、一応、米の生産行程が終了したことになります。
籾摺り機や米選機は良く掃除してしまっておかないと、ネズミが入ってしまいます。準備するよりも片づけや掃除の方が余分に時間がかかります。
また、籾摺りには「ムシロ」をたくさん使います。使い終わったムシロは棒でたたいて(むしろたたき)籾やゴミを取って大切にしまっておきます。

揺動式籾摺機

揺動式の籾摺機です。
わが家では、ずっと古風な万石式籾摺機を愛用してきましたが、平成15年に、サタケ製も揺動式の籾摺り機を導入しました。
揺動式の籾摺り機は、万石式の籾摺り機に比べて、扱いが非常に楽で安定しています。これで、少しのんびりと籾摺り作業が出来るようになりました。

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