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田んぼの準備(10月〜5月)

秋の稲刈りが終わると、早速来年の田んぼの準備が始まります。田んぼの準備は来年のための土作りの期間と、水溜のための畦畔管理などです。
この間、同時進行で、山野草堆肥も作られ、田んぼに投入されます。


作業名 作業内容 使う道具や材料

耕起作業
稲刈りが終わるとなるべく早く第1回目の耕起作業にかかります。稲刈り作業では、籾を収穫しますが、同時に稲ワラがコンバインのカッターで細かく切られて、田んぼにまかれます。稲ワラも結構の量があって、収穫される籾と同じくらいの量があります(10アール当たり500sくらい)。
 この稲ワラは、早めに田んぼの土と混ぜて、腐熟させる必要があります。耕耘が遅れると、稲ワラの分解も遅れます。稲ワラが分解するときには、チッソ分が必要であり、分解が遅れてしまうと、翌年の稲の生育期間に分解することになり、稲に必要なチッソ分がとられたり、分解の過程で土が酸欠になったり、嫌気性のガスが発生したりして稲の生育の妨げになります。
 このため、石灰窒素を散布して稲ワラの分解をすすめる方法もありますが、なるべく化学肥料は使いたくありません。また、秋に、稲ワラを燃やす方法もありますが、この方法も、せっかくの稲ワラの有機物がもったいないです。
 従って、なるべく早く耕耘することにしています。
(10月)
トラクター





田んぼに散布された山野草堆肥
耕起が終わると、山野草堆肥を運び、散布します。
(1〜2月)











籾村では大型の乗用トラクター(25ps)
小型乗用トラクター 歩行型耕耘機
山野草堆肥は、冬のうちに、田んぼにすき込みます。
私たちの山野草堆肥は「茅(ススキ)」が中心で、荒いものが多いので、早めに田んぼにすき込んで、分解をすすめます。
 耕耘は、トラクターで行います。トラクターはやはり大型の方が、能率が良いし、深く耕すことができていいのですが、籾村では、狭小な棚田が多かったり、農道の整備が不十分なところもあり、小型のトラクターや歩行型の耕耘機を使用する場面も多いです。
(2〜3月)
トラクター
耕耘機



培土機で溝を切っていきます きれいに溝ができました
水溜(みずため)は5月から始めます。
水溜作業時に水が田んぼにスムーズに回るように溝を作ります。
(4月)
トラクター
耕耘機
溝切り機





田んぼの内側ののり面 畔側の草刈り きれいになりました
水溜を始める5月頃になると、春から初夏に向かい、畦畔の雑草も勢いづき、第1回目の畦畔の草刈りを行います。
ここでは、のり面の草は、草刈り機が届く範囲のみを刈ります。
刈った青草はそのまま田んぼに還元します。
(5月)
草刈り機
こまざら

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